俺と「土止め 地山掘削」

今日は二日目

「土止め 地山掘削」と言えば、ここを読んでいる大抵の人ならすぐに「地山の掘削作業主任者」と「土止め支保工作業主任者」それぞれの資格を思い出すことだと思う。まあ一般常識に当たると思うので今更ここに書くまでもないのだが、一応これらは何の資格かをまとめておく。

労働安全衛生法の規定では、掘削面の高さが2メートル以上となる地山の掘削(ずい道及びたて坑以外の坑の掘削を除く。)の作業を行うときには「地山の掘削作業主任者」、土止め支保工の切りばり又は腹おこしの取付け又は取りはずしの作業を行うときには「土止め支保工作業主任者」を置くことになっている。これら主任者はもちろん「私が主任者です」と名乗っただけではだめで、指定された技能講習を修了した者の中から選ばなければならない。それが、今回の二つの資格(正確には技能講習の修了者)だ。

ただ、これらの講習は素人でも受講できるわけではなく、それぞれ受講資格が決まっている。以下にそれをまとめる。

(1) 地山の掘削作業主任者技能講習

(イ) 地山の掘削作業に3年以上従事した経験を有する者

(ロ) 大学、高等専門学校又は高等学校において土木、建築又は農業土木に関する学科を専攻して卒業した者で、その後2年以上地山掘削の作業に従事した経験を有する者

(ハ) 職業能力開発促進法に定める土木系土木施工科の訓練などを修了した者で、その後2年以上地山掘削の作業に従事した経験を有する者

(2) 土止め支保工作業主任者技能講習

(イ) 土止め支保工の切ばり又は腹おこしの取付け又は取りはずしに関する作業に3年以上従事した経験を有する者

(ロ) 大学、高等専門学校又は高等学校において土木、建築又は農業土木に関する学科を専攻して卒業した者で、その後2年以上土止め支保工の切りはし又は腹おこし。取付け又は取りはずしに関する作業に従事した経験を有する者

(ハ) 職業能力開発促進法に定める土木系土木施工科の訓練などを修了した者で、その後2年以上土止め支保工の切ばり又は腹おこしの取付け又は取りはずしに関する作業に従事した経験を有する者

ちなみに(1)、(2)それぞれ(イ)、(ロ)、(ハ)はOR条件である。

たぶんこのサイトを巡回している人はこれらの条件のうち一つぐらいは当てはまる項目があるだろう。自分のこれからのキャリアアップのためにも、これら講習を受講してみてはいかがだろうか。

無理無理。なんだよ支保工とか腹おこしとか。知らねえよ。首都高とか村おこしくらいだよ、こっちが知ってるのは。

上は、Exciteの検索で一番上にあったこのサイトを読んで書いただけ。講習会場は釧路市富士見らしいが、釧路って周りに山らしい山がないけどどの辺が「富士見」なんだろうか。そういえばJR釧路駅の隣の駅に「新富士」って言う駅があったよね、確か。駅名としてはいかにも静岡っぽい名前だけど(新幹線の駅で同名の駅があったと思う)、この辺の人たちは何故そんなに富士にこだわっているんだろう。

釧路が出てきたところでもう一つばかり釧路と鉄道ネタ。俺が中学生の頃、母親の故郷である釧路に旅行した際利用したのが、寝台急行まりも。札幌を深夜11時に出て釧路に翌朝6時に着くというあまり健康によろしくない列車だった。この「まりも」、その後全国的に行われた急行の大粛正の波にのまれ、数年後には特急おおぞら13号・14号となってしまい、「まりも」の名前が消えてしまった。しかし2001年、今度は昼間の特急おおぞらがすべて新型車の「スーパーおおぞら」になり、取り残されたおおぞら13号・14号は「特急まりも」と名称変更、まりもの名前が復活した。ちなみに「まりも」という愛称は昭和26年から使用されているそうだ。以上、人生の役には全く立たない無駄な知識でした。

次回の予備テーマは【Tokyo246】です。

よろしくお願いします。

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