COWBOY BEBOP にはまってる

今更ながらこの、3年ぐらい前に制作されたアニメーションを毎日見ている。初めて見るのでまだエンディングがどうなるのか知らんのだが、とにかくおもしろい。



筆者のアニメの見方として、たとえば最近これは絶対見逃せない、必見なアニメ・特撮は怪傑ズバット・北斗の拳・ゼンダマン・まんが日本昔ばなし・そしてビバップ、だいたいこれくらいであるけれども、怪傑ズバットはもうスーパーギャグ特撮として見てるし、ゼンダマンは6歳ぐらいのちびっ子が全開に音程を外して歌う歌が楽しみで見ているし、北斗の拳は漢のギャグアクションとして見ているし、まんが日本昔ばなしは常田富士男と市原悦子の声優使い回しっぷりが楽しみで見ているし、なんというか、熱かった時代の息吹を感じるために見ている部分が大きい。要するに、ストーリーは二の次で、なんだかよくわからない熱い血潮に触れるために見ているのである。



そこがビバップの場合、ストーリー・キャラ設定ににどっぷりなんです。こんな風にアニメを見るのはおそらく初めてだ。で、どうしてこんなにものめり込むのかと思ったのだけども、一つは最近のアニメだとほとんどがそうだと思われる、アニメファンに向けたアニメではないというのが大きいと思う。大人が見ても満足できる内容で、ストーリーはテンポが良く密度が濃くて見応えがあるし、毎回オチをきっちり着けるし、妥協がない。ルパンIII世を渋く作り込んだ感じである。



思い返せば大学3年の頃、絶対はまるから絶対見ろとわざわざビデオまで貸してくれたやつがいたのについに見ず仕舞いで返してしまい、ああ今思えば当時の熱かった頃に見ておけばよかったなあと今頃になってちょっと後悔している。さああなたも、未見ならば食わず嫌いはやめて一度見てみよう。アニマックスでの放送だと途中からになるので、レンタルビデオ屋へGO、である。