統一地方選やってますね

東京都知事選挙の投票所整理券が送られてきた。

投票日は4月13日で告示日が3月27日。約2週間の選挙戦だが、他県はわからんがこの東京都知事選についてはおそらく現職の石原都知事が再選してしまうんだろう。

ニュースで見る程度でも対抗馬として前回のように「明石元国連事務次長」とか「桝添要一」とか、ビッグネームが見あたらない。訴えてることの大筋はアンチ石原ぽいし、共産党のやつなんか端から当選する気なんてなくて、もう言いたい放題の感じでやってらんない。それだったらドクター中松のように潔くおもしろな感じの方がまだ救える。

で、このへんのメインストリーマーたちはもういい。勝手に選挙戦をやればいい。重要なのは「その他の候補者」とかで括られるちょっとアレな感じの候補者達だ。前回の99年の都知事選選挙公報で多くの人に衝撃を与えた彼は再チャレンジするのだろうか。



前某所で見つけて保存して置いたもの。

探してみると

http://www.st.rim.or.jp/~tokyo/

ここの

http://www.st.rim.or.jp/~tokyo/_itan/data/030.html

これっぽい。

関連情報



http://www5b.biglobe.ne.jp/~flangan/denpa-tuda.htm

これも同一人物だろうか。たぶんそうだろうなー。

もうすぐすると選挙公報が送られてくるはず。今回は電波の参戦はあるんだろうか。

求心力

金曜の夜は結局鬼畜学園と二人だけで飲んでいた。俺も求心力がないねえ。

二人で適当に選んで入った店は、新宿三丁目の交差点を見下ろすなかなか良い雰囲気の居酒屋。周りは当然女ばかりのグループかカップルというわけで、男二人で下界を見下ろしながら飲んでいる様はあからさまに場違い。ありえねー。まあ全然気にしないけどね。

鬼畜は腹いっぱいだったらしくて押さえ目だったが、代わりに俺が調子こいて飲んでいたおかげで2時間も飲んでいないのに二人で8千円かかった。場所代なのかもしれないが。というわけでその間何をしゃべっていたのかあまり覚えていないのだが、確かうわ言のように俺が言っていたのが、「6月に北海道旅行をするから、その時までに彼女をつくる」である。ここ10年ほど毎年のように似たような誓いをしてはそれを破ることを繰り返しているが、今度も頑張るよ。一応。

飲んだあとはカラオケへ。二人だと回転が早すぎて辛過ぎ。しかも周りからは若い男女のグループが楽しげに歌っているのが聞こえてくるしさ。すっげー楽しそうだったよ。あーあ。こっちはもう歌う曲が無くなって二人して洋楽に逃げていた。

その他、最近松浦亜弥をヘヴィーローテーションで聞いているので歌ってみたが、出だしのサビで恥ずかしさにダウン。もっと人が多いとネタとしてOKなのだが、二人だとかなり辛いというのがわかった。

帰り、鬼畜がTower Recordsに寄るというので一緒について行く。気がついたらナンバーガールのDVDとAphex Twin(懐かしい)のCDを買っていた。

で、今日は一日これらを聞いていたのだが、どちらも二枚組だったのでとにかく長い。ナンバーガールの方なんて二枚で4時間半もあったからね。ありえない。あと、見ていたら向井がやたらと酒を飲んでいるので俺も飲みたくなって日本酒を買ってきて飲みながら鑑賞。気がついたらこんな時間というわけだ。上の文章が支離滅裂なのも当然酔っているからなのだが、そんなのはお構いなしに更新するのでよろしく。

要するに何が言いたいのかというと、鬼畜よ、今度飲むときは女の子同伴で頼む、ということだ。男二人で飲むのは一松だけと言うことで一つよろしく。

Re:業務連絡

>まあ旅行にでも行ってるんだろうけど

そのとーり。ここ10日間ぐらい旅行つーかなんつーか、用事で帰省してしていました。でその間ネットも見ないぐらいママにも色々ありまして、いろんなママがおりまして、ママはみんなニッカサラダ油ママポットな感じであり、ここ10日ほどっつったらアメリカがイラクにふっかけたまさにそのタイミングであるにもかかわらずその情報も断片的にしか得られず、正直これについてはリアルタイムで逐一触れたいと思っていただけに些末な事柄のためにその理想も破綻、現在時系列的な情報を収集し整理しているがだんだんめんどくさくなってきた。

早い話が、なんか特集くんでくれ。3時間ぐらいでお願い。じゃなくて、まさに今日の深夜帰ってきた。で非常に疲れたのでよくわからん。見直しもしない。書き直しもしません。

よってここ最近の、あ今掲示板見たんだけど、掲示板無視行為は恋ではなく、いやたまに故意にどうでもいいなーとか返答しようがない書き込みだなこりゃあとかいったものは余裕でスルーするんだけど、今回ばかりは故意ではない。

あとなんだっけ、あそうか明日ののみはその用事の延長みたいな感じで非常に行くことが困難の状況に置かれているため無理っぽいです。ごめんなさい。

今形態見たら着信色々ありました。帰省先ではポケットの中の戦争の感じで、しかもバイブ的なモードにしているので、よっぽど気付かないと見ないという生態系の原則が作用してます。ジャストタイミングでないと受信できないシステムになってます。

心配かけたようです。もう寝ます。

業務連絡

bitchと連絡がつかないんだよねえ。まあ旅行にでも行ってるんだろうけど、ちょっと不安。

というところで業務連絡。明日(28日)、鬼畜と新宿で飲みます。暇な人は連絡ください。特にここを見ているであろうりょーへーなどは。

内輪話でごめん。

さようなら、ベーマガ

ニュースステーションで久米宏と一緒に出ている椎名林檎を見ていると、何故か真中瞳を見ているような気がする。ってほくろだけだよな。

どうもMacコミュニティ界隈では開発版Safariのデベロッパへの配布停止について盛り上がっているようで。

発端はデベロッパ向けのみに配布していたバージョンのSafari(ブラウザ)が広く流出してしまったことに業を煮やしたAppleが、これの配布を止めたというまあありがちな話。で、これに関して、日本で有名なユーザーサイトが(このサイトからもリンクが貼ってあるけどここからはもう移転している。早いとこリンクを整理しなきゃ)この流出ファイルに直リンクを貼っていたことがあって、その後リンクは外したものの、流出ソフトを取り上げること自体はサイトの運営方針としては間違っていないという見解を曲げずにがんばっていたところで配布停止が決まったために祭りになった、と言う感じかな。端折りすぎだけど。

最初の時は軽い気持ちでリンクを貼っただけだったみたいだから(だからすぐにリンクを外した)、さっさと軽率だった旨を表すれば良かったのにと思うのだが、なんか言い訳しているうちに著作権や契約の解釈がどんどんおかしな方向に進んでいき、最後には配布停止に対して「よかった」と発言したことがトリガーとなって、特に今回直接被害を被ったデベロッパなどから怒りを買うこととなったみたい。まあ俺がなんか書いてもしょうがないので、同じくうちのサイトからリンクを貼ってあるPoseidon(田中俊光)氏のサイトを読めば参考になると思う。

「マイコンBASICマガジン」休刊

たぶん俺より上の世代でコンピュータ業界に進んだ人たちの大半は読んでいたんじゃないかな。みんなソースリストを見てプログラムを打ち込み、打ち間違えからプログラムを覚えていったんだ。俺も中学の頃、友達の98noteにプログラムを打ち込み、2/3くらいい打ち込んだところで、本体のROM BASICだとフロッピーに保存できないことに気づいて、奇声をあげながらリセットを押した苦い思い出が…。

俺の高校時代の部室には、’84年から当時の最新号まですべて揃っていた。ベーマガを懐かしむ声の中には、判型が変わってから読まなくなったという言葉もあったが、俺が読み始めたのは’91年終わり頃から。確か判型が変わったのが’90年くらいだと思ったので、ちょうど全盛期を過ぎたあたりから読み始めたんだな、俺は。まあもう8ビット機がほぼ絶滅した頃だったからね。Windowsも3.0が出た頃で、ちょうどマイコン文化から新たなPC文化への端境期と言えるだろう。「遅れてきたマイコン少年」だった俺を、Oh!Xとともに導いてくれたのがこの雑誌だった。

結局プログラミングも大してできない軟弱なSEとなってしまったが、未だにプログラミングに興味があるのもこの雑誌のおかげかな。何はともあれ、日本のパソコン文化と歩を揃えて歩んできたベーマガ、そしてスタッフのみなさん、長い間お疲れさまでした。

一言メモ

会社の先輩からもらったPowerBook 5300csにMac OS 7.6を導入することに成功。自宅の外付けSCSI CD-ROMドライブですんなりCD-ROMブートが可能だった。でもってPCMCIA Ethernetカードの認識に手間取ったものの何とかセットアップが完了し、手元のIE4.5とOffice 98をインストールして一丁上がり。この文章もセットアップしたばかりのPowerBookで打っている。

しかし俺は何台マシンをセットアップすれば気が済むのか。ついでにこの作業の間、BGMがずっと松浦亜弥なのはいかがなものか。最後にこんな作業のために無理な姿勢をして腰痛を悪化させてどうするのか。

まったく、自分の愚かさが身に染みたのでもう寝ます。ああ腰が痛い。

ザ・腰痛

天本英世さん死去

死神博士が逝ってしまった…。

二週間ぶりの更新、みなさんお元気でしょうか。

ついに戦争がおっ始まったり、センバツが開会したりと世の中は絶え間なく動いていってますが、とりあえず世の中の動きとは無縁な私の近況でも少し。

この二週間、勤務先ではずっと一人で勤務。ゆっくり羽でも伸ばそうかと松浦亜弥のPVをエンドレスで見ていたらどかどかと仕事が降ってきて、結局いつもよりも忙しく仕事をこなす。それにしても今月はユーザーがらみのトラブルが多すぎ。

週末は珍しく会社の人と遊ぶことが多くて、徹夜で飲み、会社の後輩(ただし俺より3歳上)の「学生時代は女とヤりまくったからもう女遊びはいいや」的発言を聞きながら「ああ俺はおもちゃにかまけて人生を無駄に過ごしてるなあ」とたそがれてみたり、スキーに行っては大量の汗をかいて周りを不気味がらせたり、その疲れがとれないまま翌日(昨日)に会社の後輩(ただし俺より1歳上)と千葉マリンのオープン戦を見に行ったりしていた。で、その帰り道、気づくとなぜかPC-98用Windows95を持って歩いていたりしていた。海浜幕張駅前に中古パソコンショップなんて作るんじゃねえ!

その二週間の結果として残ったのが、スキー焼けと腰痛。会社で椅子に座っているのもつらいんですけど。ああ早く帰りたい。

下でOS/2 Warpについて書いていたのでその続報。

とりあえずPCMCIA SCSIカード(AdaptecのSlim SCSI 1460)を買ってインストール用FDを書き換え、CD-ROMでのインストールに成功した。ちゃんとサーバ機能やTCP/IPも入ったので快適。で、ついでにFixpakという、Windowsのサービスパックに当たるパッチキットも当てたのだが、これがまたFD37枚組という拷問。FDインストールの時に使ったFDを再度用いてパッチ当てを終え、そのあとついにNetscapeの4.61(OS/2版)を導入することに成功。このサイトもばっちり閲覧できた(表示が多少崩れていたけど)。

というわけで、無事OS/2も導入できたことで、このために買ったThinkpadは現在放置中。

最後に、やっぱりこのような(日記)ページを作るからには基本的には毎日更新しなきゃダメかなと思うので、毎日更新をノルマにしたいと思う。複数管理人だと誰かが書くかなと思って書くのをさぼることが多いんだけど、他の管理人も書かないからねえ、このサイト。ここを楽しみにしている人がもしいたら、適当に期待してみてください。

CCCDで行こう!

掲示板で教えてもらった野坂昭如のライブアルバムを買おうかなと、今日の帰り道、目黒駅の新星堂によってみた。しかしこの程度の規模ではインディーズコーナーが狭くてさすがに野坂昭如は扱っていない。しょうがないので代わりに鳥肌実「鳥肌黙示録」を買う。で、ついでに井上陽水の「Blue Selection」と椎名林檎の「加爾基 精液 栗ノ花」も買って帰ってきた。

ここまで書いたらおわかりかと思うが、今日の主役はCDもどきの例のアルバムだ。掲示板ではあいつ扱いされていた彼女のアルバム、CCCDだし、プロモーションもちょっとやらしいし(エロって言う意味ではなくてね)、買わないでおこうかなと思っていたのだが、ネットから落として視聴してみると(これができている時点でCCCDの意味が全くないのだが)結構気に入った曲があったので買ってみることにした。

で、やってみることと言えばもちろんmp3エンコードだ。俺は普段CDを全部PowerBookに取り込み、家ではiTunesで、外出時はiPodで曲を聴いている。mp3エンコードができるかどうかは音楽生活にとって重要な問題だ(まあ今回は事前にネットから落としているので最悪エンコードできなくても大丈夫。この板を買ったのはその保証ができたからと言うのもある)。まずは普段通り、iTunesで取り込むことにした。

PowerBookに板を突っ込むと、あっさり認識。CDの再生も通常通りできた。ここまでは全く問題なし。次にいよいよ取り込みだ。ぽちっとボタンをクリックし、しばらく待つ。順調だ。なーんだ、CCCDなんてちっとも怖くないや、と思った矢先、取り込みが止まった。ちょうどリンク先に表示されている曲でエンコードが止まる。しばらく待つとエンコード処理が再開してそのまま正常に完了するのだが、問題のこの曲は9秒しかエンコードできなかった。

エンコード大作戦その一、敗れる。

ちなみにマシン名はPowerBookG4 550MHz(M8362J/A)。内蔵のDVD-ROMドライブは松下のSR-8187というドライブらしい(Appleシステム・プロフィールで確認)。

すんなり成功すると思ったMacでのエンコードが失敗したため、こりゃ大変とばたばたWindowsでのエンコード環境を整える。Windowsでのエンコードは久しぶりなので今の流行りは知らない。よってかつての黄金コンビ、CD2WAV32&午後のこ~だを使う。

まずはメインマシンにてエンコード。以前のbitchの記事ではドライブが肝らしいのだが、このマシンのドライブはPioneerのDVR-A05-J。たぶん今最も有名なDVD-R/RWドライブだ。変な板のせいで壊れたらいやだなあと思いながらエンコード開始。

結果、あっさり成功。さっき引っかかった曲もしっかりエンコードできていた。曲を聴いても、俺が聞く限りノイズは載っていない(曲自体がノイジーなのでわかりづらいが)。ばっちりだね。さすが高価なドライブ。

もうここで終わらせても良かったのだが、せっかくだからサブマシンのPC-98で使っているドライブでも取り込んでみることにする。こちらのマシンはALL SCSI化しているため、搭載しているCD-R/RWドライブも今時珍しいSCSI接続のもの。IO-DATAのCDRW-RB6426Dと言うやつで、中身はRICOHのRW7060Sだそうだ。ついでにSCSIボードはPC-98ユーザ御用達の玄人志向Chanpon3。

で、これでもあっさり成功。やっぱりノイズも載ってない。なんだかねー。

と言うわけで、今回の作戦は勝利!2勝1敗だしね。bitchの戦績よりはるかに良い。

それにしても意味ねープロテクトだなー。誰でもわかっていることだが一応書いておく。正規に板を買った俺がこれだけ苦労した(いや、あまり苦労していないけど)にもかかわらず、ネット上では簡単に曲が入手できる。買った人間だけ不利益を被るなんてとんだお笑いぐさだ。プロテクトと不正コピーのいたちごっこは、PCの世界ではPC登場からずっと、20年以上続いているが、音楽業界ではこれからが本番。今後プロテクトがエスカレートしていくのは目に見えているし(奴らにとって音楽は文化じゃなくて産業だからね)、良い世の中だね、ホントに。

ブラックホークダウン ★★★★★

1993年10月3日、ソマリアの内戦に軍事介入した国連軍(=アメリカ軍)の四方山話。
タイトルのブラックホークダウンはその名の通り、ブラックホークがダウンしたというもの。ブラックホークはアメリカの軍用ヘリであり、10月3日の作戦中に2機のブラックホークがソマリアの武装勢力によって撃沈、墜落してしまった。
予定では一時間でカタの付く作戦がほぼ一日かかってしまい、予定では死者ゼロのところが十数名、この2週間後にアメリカ軍はソマリアから撤退したということを見れば、この作戦が大失敗だったということがわかる。そもそもこの映画通りの作戦だったとしたら、実行前段階でかなり無理あるが。
本作で描かれているのは、指揮命令系統の機能と、また戦場には自分を是非殺してやろうという敵がいるという事である。軍隊に限らず組織のあるところには全体としてうまく機能するように調整する指揮官が上の方にいて、その指示に従い実際現場で動く、早い話が下っ端がいる。スーパーマーケットにおける店長とレジ打ち、戦場における指揮官とソルジャー、どちらにもお客・敵という相手がいて、組織は基本的には相手のために動くのだけれども、決定的な違いは後者の場合相手が積極的にタマをを取りたがっているということだ。一方でそれは「殺らなきゃ殺られる」という麻痺状態の論理を、戦いの前提にしているということでもある。
そういう激しい戦場の中で生死をやり取りしているソルジャーとソマリア武装勢力、間に立つ通信ヘリ、そして映像と音声のみをすべての情報として指揮を執る指揮官の場面切り替えが妙で、本作では戦争映画にありがちな一兵士の心情描写よりも、現場と指揮官の温度差を明確に映像化している。それは本作が厳密に言えば戦争を描いたものではなく、ひとつの戦いの場面展開における組織の動きをメインテーマとしているからだ。
その分映画の中で個々の兵士は没個性的になり、実際オペレーションに参加している兵士は多い上に顔の判別がつかず(多くはスティーブンジェラードかピーターアーツに見える)、ましてやソマリア側は総体としてしか描かれていない。その結果の19:1000という単純に死者数で見た場合の圧倒的な差は、兵士よりも組織に視点を置いたこの映画では単に戦力の違いによるものと受け止められたのは意外だった。もちろん問題は、「なぜ1000人も無駄に殺したか」という点にあるのだけれども。
結果、この作戦だけでなくアメリカは全面撤退という敗北宣言でこの戦争は終結した。事実、軍事介入後のソマリアは内戦を継続しつつもプチ冷戦状態のような小康状態を保っているということだし、なによりこの映画では封殺されている(恐らくヘリから引きずり出して死体をワッショイワッショイみたいなシーンに差し替えられている)、アメリカ兵士の死体をソマリアの群衆が引きずり回し、それがメディアを通してアメリカに知らしめられるというショッキングな映像が、世論を撤退へと導いたというのが通説だ。
過去にはひとつ、メディアと世論によりアメリカが参戦し、敗北したベトナム戦争があるが、これについては10年以内に「プラトーン」「ディア・ハンター」「タクシードライバー」のような再認識映画が制作されているし、それでもなんやかんやでいろんな場面で戦争をやってしまう、これも世論によりやらざるを得なくなる国なわけで、本作にしたってソマリア介入10年後にこういう映画で再認識して、それもコミコミでアフガンでタリバンやっつけたり、イラクとは戦争する気満々なわけで。そういうのも全部ひっくるめて、アメリカはちんちんが大きい国だろうし、洋ピンの黒人男優はロッテの5番打てそうだし、もう、わんぱくな国でございますね。
なお、後日この映画と対をなすドキュメンタリー「ブラックホークダウンの真実」を見ることで追記の予定あり。こちらは史実を忠実に描いているらしいので期待大。
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「ブラックホークダウンの真実」はアメリカ軍が国連の治安維持・食料配布のためにソマリアに駐留した顛末から、やがてアイディード将軍を捕まえること自体が目的となり、それがソマリア人からすると憎たらしいことであるという背景、そして実際にオペレーションに参加したデルタフォース隊員のインタビューを交え、時系列順に構成されているドキュメンタリーだった。
デルタ隊員もつい本音が出ているが、やっぱ作戦の立案段階でかなり終わってるこれ。だって「昼間」「武器マーケットがある市街中心部」「4台のヘリで突入」「突入後ヘリは空中を旋回」というおおまかな作戦があって、相手はAK47(安価な鉄砲)・RPG(安価なロケット砲)を豊富に所有、麻薬やりまくりで死ぬことより相手倒す方が優先、いやむしろ死んでもいいというか、死ぬというのが前提にない感じであるから、そりゃ多少は犠牲が出るのも当然だと思った。
ただこのようなソマリア側の動向・背景がわかったのも作者であるマーク・ボーデンがソマリアに直撃取材、ソマリアの民兵や市民のインタビューも取り入れ、解明していった事が大きい。CBSドキュメントなんか見ててもそう思うが、やはりドキュメンタリーの善し悪しはインタビューの善し悪し、さらにはインタビュアーの善し悪しが大きく作用するだろう。
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2003年3月末に、ブラックホークダウンのゲームが発売された。PCゲームでジャンルはFPS、映画を元にしているようだからシングルモードでは突入からアイディード捕獲まで、マルチモードはネット対戦になっている模様。デモ版でもシングル・マルチ両方ともプレイ可能。RPG!RPG!もちゃんと再現されている。
デルタフォース ブラックホークダウン
http://www.micromouse.co.jp/nova/df-bhd.htm

OS/2 WARP 導入大作戦

~前回までのあらすじ~

数少ない趣味が週末の秋葉原巡回という悲しいデブヲタのKou-shiくん、先週末も秋葉原を巡回していたところ、定価が10万円以上するかつてのサーバ用OS、OS/2 WARP Server Version 4が7,000円で売られているのを発見。以前からOS/2 WARP4を一度使ってみたいと思っていた彼は即Get。後でこのOSが実はWARP3という一つ前のバージョンをもとに作られた物だということを知ったが、そんなことはお構いなく、好奇心の赴くままに弄ぼうとしたKou-shiくん、しかしエミュレータ上ではうまく動かず、途方に暮れるのであった。

三週続けていってしまった秋葉原。今回の目的は、OS/2 WARPが動くマシンを探すこと(何やら本末転倒している気がするが)。一応ターゲットとしているのは適度に古い(486DX2~Pentiumぐらいまで)Thinkpad。予算は1万円。オークションでだいたい相場を見てからいざ出陣。

ところがなかなかこれはと思うマシンは見つからない。オークションの相場より高いんだよね。しかもあまり面白そうなものはない。せっかく来たのだからオークション相場より多少高くても買って帰ろうと思っていたのだが、古いマシンはどこも処分済みなのかね。

と思っていたら、ある場所でThinkPad530csを発見。これはA5サイズのサブマシンで、持ち帰るにも良い大きさ。値段も8,000円と、オークションの相場よりは高いが予算内。オークションは送料などもあるのでまあ良い勝負だろう。購入決定。店員の態度が微妙にむかつくが、まあ秋葉原の接客業なんてこんなものだ。他では使えないヤツなのだからしょうがない。と思いながら立ち去る。

さあ帰ろうと駅に向かって歩いているときにふと思い出す。このマシンをなぜオークションで購入しなかったのかを。そうだ、このマシンはFDDが外付けなんだ!FDDがないとOS/2はインストールできない。慌てて確認したが、やはりFDDはない。がーっ。一気に落ち込むが気を取り直して外付けFDDを探す。そこはやはり秋葉原。近くの露店であっさりThinkPad用の外付けFDDを発見。でも価格は4,000円。予算オーバーとのダブルショックで肩を落として帰る。

さて早速導入。細かいことは省略するが、とりあえずインストール用フロッピーを50枚用意するのは苦行だったということだけは記しておく。で、数時間後、やっとインストールできたThinkPadを見てふと思う。そういえばサーバー用のプログラム類が全く入ってない。どうやらインストール用フロッピーではWARP3部分しかインストールしてくれないらしい。うー、TCP/IPサポートなんかもサーバー関連に入っているのでこのままではインターネット接続すら出来ん。CDが、CDが読めなければ…。(来週に続く)

ついでに書くと、この後もう一度エミュレータへの導入を試みたところ今度は成功、サーバ関連のプログラムも導入できたので、実機への導入は必要なくなってしまった。またむだ遣いしてしまったよ母さん。あなたが「ボーナスが出たら仕送りぐらいしろ」と言った気持ちも少しわかったよ。